📚寝て曜日
こんにちは☺日曜日…あやうく今日は寝て曜日になってしまうところでした🤦♀️アラームかけずに寝たら…朝何かが顔を覗き込んでる気配。薄目開けたら4歳の末っ子ちゃん。「おなかすいた…」と、時計見たら朝8時半😂めちゃくちゃ寝たけど全くもって寝足りない!!年々昨日の疲れを翌日に持ち越す傾向が…(笑)ひとり身だったら間違いなく午前はベッドでした😂二度寝、三度寝、四度寝・・・気づけばお昼、なんて学生時代が懐かしい🤭
そんな疲れ抜けないわたし、昨日は家族で遊園地におでかけしてました🚙”” 久しぶりの遊園地に大興奮の子どもたち、開園から閉園までみっちり遊んで…親はくたくた。もう帰宅したときにはいつでも寝れるわ~状態なのに…帰りの車内で爆睡の子どもたちはまた体力復活😂o・so・ro・shi・i !!!”
週末の我が家の恒例、寝室での映画タイム、昨夜ももれなく通常通り開催😂眠い目こすりながら20年ぶりくらいにジュラシックパークを観ました🤣
こんな日にフランス映画なんて見てたら間違いなくテレビつけたまま朝迎えてたと思う😂ジュラシックパーク、子どもたちはまるで肝試しのような怖いもの見たさだったんだろうけど、いいチョイスでした🤣👌
瀬尾まいこ『図書館の神様』
『図書館の神様』は筑摩書房から2003年に刊行(文庫版は2009年初版発行)された小説です。2023年までに文庫版で17回版を重ねている人気作品です☺瀬尾まいこさんの近年の作品でいうと、『そして、バトンは渡された』(2018年刊行、全372頁)や『夜明けのすべて』(2020年刊行)が話題になった人気作ですが、それらに比べ本作は232ページと気軽に手に取れる分量でおすすめです☺
“私”こと清(キヨ)も、唯一の文芸部員の垣内君も、それぞれに少し重い過去を背負っているけれど、そんな自分の過去は語らず、顧問と文芸部員として静かに穏やかに過ごすふたりの時間がとっても心地のよい作品でした😌
そして…きっとこの小説を読んだら誰しも垣内君に胸打たれると思う!青い高校生の酸っぱさじゃなく…読み手の私たちが普段から“本読み”だからこそ惹かれるものがあるはず✨
兎にも角にもわたしは
\文学をやりたくなる青春小説なんて初めて!!/
「文学をやる」って、なかなか斬新な表現は垣内君の言葉。
「文学なんてみんなが好き勝手にやればいい。だけど、すごい面白いんだ。それは言っておきたい。だから、僕は三年間、ずっと夢中だった。毎日、図書室で僕はずっとどきどきしてた。ページを開くたび、文学について言葉を生み出すたび、僕はいつも幸せだった。」
「文学を読む・親しむ・楽しむ・考察する」に比べて、インパクトもあって、何よりなんだかとてもエネルギッシュな行為ぽくて素敵😌本は、静かなところで落ちついてじっくり読みたいけど…でも本読みって、本を読む習慣のない人に比べて、そもそも「本」といものへの熱量はすごく高いと思ってる!なんだかその本読みの内に隠された熱量を代弁するような言葉で、わたしはとても気に入りました😊
垣内君や、この作品の解説を担当された作家山本幸久さんの解説文にほだされて、久々に平成・令和作家以外の文豪といわれる人たちの小説も読みたくなり、本棚から冬にぴったりな川端康成の『雪国』を引っ張り出してきました🤭
“本”をテーマに扱った作品はたくさんあるし、中には作品の中で文学作品の中身にまで及んで詳細に扱ってるような作品もあるけど…それに影響されて自分の本棚の文豪小説に手を伸ばしたのは初めて。よっぽど垣内君に溶かされたクチです🤭
また、ずっと過去を振り切れず惰性的だった清の教師としての姿勢が、そんな垣内君や、シスコンの弟、不倫相手、同僚、生徒たちいろんな人に囲まれて一年間を過ごしていくうちに、だんだんと変化していく、本作の主題でもある“清の再生”も心がじんわり温まります。瀬尾さんて、『そして、バトンは渡された』でも感じたけれど、本作んでもまさに同じで、重たいものを重くさせず、さっくり書けちゃうのが魅力的✨だから重い方に気持ちが残ったり、引っ張られることなく、明るい気持ちでわくわく読み進んでいける!
読み終えた後の温かく、すっきりとした読後感が最高の作品です☺