📚油断大敵、体調不良🤦‍♀️

こんにちは☺

子どもたちがアドベントカレンダーを毎日開封する楽しそうな声に、クリスマスまでもうそんなけなの！？！と焦るわたし🙄🙌早すぎる～まだケーキも予約してない😭😭時間だけがどんどん過ぎていく😂💦

そんな慌ただしい年の瀬近づく12月。皆さん、自分の体に向き合えていますか？きちんと疲れた分労われていますか？

わたしは…実はこの一か月ほどすこぶる体調不良でした。毎日毎日体が重く、睡眠の質も悪く、手足もいつもとんでもなく冷えてて、この冬どんなけ寒いの？てくらい毎日凍えてました。加えて腰痛も。たびたび「風邪かな？」という悪寒のようなものもあり。本当に毎日朝が来るのが辛くて辛くて、ちょっと鬱になったかなとも心配してました💦そしたらこの前、ついに微熱が出て、そこからあれよあれよと３９度突破！インフルを確信して受診するも、診断名は腎盂腎炎💦尿路感染による細菌感染症でした😮

まさかの診断にびっくり！というのも、わたし腎盂炎はもう１５年以上のお付き合いな慣れっこの病なんですよね💦疲れやストレスの極限と生理周期がマッチしてしまうと度々罹患するんです。でも普段と背中から腰に掛けての痛みも少し違ったし、普段は腎盂炎の気配を感じるが早いか、発熱が早いか、というほどあっという間に３９度後半に達するのが、今回はゆるやかにゆるやかに…こんなこともあるのか～と思うのと同時に…

自分の体もきちんと労わらないといけないなぁと痛感しました。家族の体調不良には過敏なのに、自分のこととなると「まだ序の口」「皆はもっと疲れてるのに甘えてる場合じゃない」と自信を叱咤しがち😥数日間の抗生剤と点滴であっという間に回復し、本来の自分の体の軽さに感動してます😭😭😭・・・体重はかわらないけどさ🤷‍♀️(笑)

皆さんも忙しくなる年の瀬、お体ご自愛ください。

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八木沢里志『森崎書店の日々』『続・森崎書店の日々』

今日は、忙しく気持ちもとげとげしがちな年の瀬に、ちょっと心が落ち着く、あったかくほっこりなるようなお話を紹介します☺

『森崎書店の日々』と『続・森崎書店の日々』はこれら全二巻のシリーズ本です。『森崎書店の日々』の文庫版初版発行は2010年9月。『続・森崎書店の日々』は2011年12月。それぞれ初版を購入しているので、おそらく12年近く所有しています☺今回読んだのは3度目くらいで、ふとした時に本棚から引っ張り出してくる、とても気に入ってる作品です♪

古書店は好きですか？

わたしは時間を経た本たちが所狭しと並ぶ、あの独特の空間と、古書ならではなニオイがとても好きです！旅先でたまたま出会うと必ず訪れ、どんなに荷物が重くても数冊は買ってしまう🤭特に京都は、初めての路地を歩いてると思いがけないところで出会えたり😌そんな古書店が世界一たくさん立ち並ぶ本の街 ‶神保町”。学生の時に初めて訪れて感動しました。本屋を出ても、またすぐ行けば本屋。またその先も本屋。そんな夢のような街が今回の舞台です。

あらすじと感想

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私は特に、『森崎書店の日々』がお気に入り。まずは、失業と失恋同時にふたつを抱えてしまった貴子が、神保町で古書店を営むサトル叔父のところへ借り住まいするのが羨ましくてならない🥺‼すこし築年数の経った小さな古書店の、整理前の本が所狭しと並ぶ二階部屋。そんなところに住んで古書店員の手伝いをするなんて、夢の生活…🥺

それはもう貴子が本好きになるのは時間の問題で、特に森崎書店が近代作品の専門店ということで、どんどん近代の文学作品にどっぷり浸かっていくのもいい！ここは何を読んでるのかサクッとタイトルが出てくるくらいなので、個人的にはもっともっと文字数かけて細かい描写で読んでみたかったかな。

貴子が織田作之助の『夫婦善哉めおとぜんざい』を読んでるシーンがあり、解説大好きのサトル叔父が織田作について解説するんだけど、今回このシーンを読んでて、そういえば前回読んだ時は『森崎書店の日々』をきっかけにわたしも織田作にはまりこんだことを思い出しました。小田作は学生時代に『夫婦善哉』を読んだきり。図書館で全集を借りてきてひと月くらい織田作ばかり読みふけりました。

三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズにも言えることで、こういう作品の面白いところは、本の中で別の本に出会い、自分の読書の幅が広がっていくこと☺とくに文豪の作品はすこし難しいものもあり、時間やきっかけがないとなかなか現代作家の作品のようには手に取りにくいですし。

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ふたつ目の魅力はやっぱり貴子が失意のどん底から立ち直っていく間に出会う人々との人間関係。いつも飄々としてるけど姪と書物とへの愛情だけは人一倍つよいサトル叔父、ある日突然姿をけした桃子さん、書店の常連のサブさん、行きつけの喫茶店の高野くんとトモちゃん、心優しい青年和田さん、貴子の周り人のやさしさに囲まれて再起していくストーリーは読んでてワクワク、ほっこりします！

また、貴子行きつけの喫茶店‶すぼうる”もなかなかにいい味出してます！今時なお洒落カフェではなく、昔ながらの”喫茶店”というのがまたいい！美味しいコーヒーを飲みに、本を読みに、人との待ち合わせに、いつも行ってみれば誰かしら顔見知りがいる。そんな喫茶店素敵だなぁ😌自然と人が集まり、自然にコミュニティが作られていく、そんな大人の輪に憧れます🤭

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それでは今日も、読んでくださりありがとうございました！残り少ない2023年、すてきな一冊に出会えますように・・・